金曜日は、クー・ギャラリーで開催中の
『開廊1周年記念展[CatsCats]』でのトークショー
『坂川栄治の壁演出の話2』に行ってきました。
2016年7月10日に続く壁演出のお話です。
その前に今回の[CatsCats]展について、
猫好きの坂川さんがチョイスした総勢42名のイラストレーターによる
猫たちの共演。
まぁ、色々な顔や仕草の猫が壁をにぎわせています。
そして今回は、額も作家さんが絵に合わせて、選んだもので、
サイズも形も色も様々、さぁここが今回の
お話のポイントにもなるんですね。
今回の展示も赤い壁に様々な絵がランダムに並べてあります。
色々な表現による絵は色、形や大きさが作家さんで違います。
それを飾る額も同じ。
今回の展示は、そういったものを、坂川さんが提唱する、
今流行のランダムに並べるという壁演出の見本も兼ねている様ですね。
ポイントは、先ず中心に飾る絵を決めること。
絵と絵の隙間は自分の感覚、ここは何回も試すことで、
良い感じに持っていきます。
それから、左右上下にと広げていく。
周りは凸凹でも構わない。そこも自分のセンス。
家の壁に飾る場合、点数が少なければ、飾った絵の下に
独りがけのイスを置くのも良し、多ければ、ソファーが良い。
部屋の壁ということで、家具や雑貨小物と合わせることで、
自分の壁が出来上がる。
日頃から気になるモノを収集しておくことも大切。
今回のトークショーおまけは、今までの坂川事務所と
坂川さんの隠れ家のインテリアを載せた本、雑誌のコピー。
いあや〜素敵です。
壁や部屋の演出、これを見せられると、
小さくても自分の個性ある部屋を作りたくなりました。
先ずは壁ですね。
壁をキャンバスに見立てて、壁を飾る、
そうやって自分のセンスを上げるby坂川栄治。