昨日は、銀座ニコンサロンで開催中の
ハナブサ・リュウ写真展『パリの肖像1976-2016』へ行って来ました。
(写真は閉館直後で、照明を消されてしまいました…)
さて、ギャラリーに入って先ず驚くのは、その点数でしょか。
全ての壁一面に飾られた、パリに住む著名人の肖像写真の数々。
通算12年間のパリ生活で撮影したパリに生きる人の肖像写真は、
ハナブサさんが、いかにこの人達が好きで、向き合い、
受け入れられたかを物語っています。
また、モノクロ写真というのが、良いですね〜!
もちろん、展示は、その12年間の一部でありますが…
また、当日はフォトセミナーで、パリに初めて行った時から今日までの
痕跡をたどり、色々なお話をして頂きました。
その中で、ハナブサさんは言われました。
肖像写真を撮ると、人の心と通じ合えることが出来る。
だから、私は人を撮る。
しかし、最近は人を撮った作品が減ってきています。
それは、肖像権の問題だけではなく、人の心が内向きになっているという
ことも、あるのではないでしょうか…。
でも、もっと多くの人に人を撮って欲しい。
ポートレート写真に興味を持って欲しいと、言われていました。
ハナブサさんの熱き想いと優しいにあふれる写真を見、
お話を聞かせて頂きました。
ありがとうございます。
写真好きな人、パリに住む著名人(俳優、詩人、デザイナーetc)に
興味がある方などなど、是非見に行って欲しいと思います。
なお、展示は1月31日までです。